管理職としての給料

管理職としての給料

管理職の給料

終身雇用の時代は、その会社で出世していずれは管理職になることがひとつのコースになっていましたが、今の時代は必ずしもそうとは限りません。システムエンジニアが行き着くキャリアの先もまた管理職ですが、管理職という役職にこそついても実態は名ばかりで、残業代がなくなってしまうことで収入が減ってしまうことすらあるほどです。そのため、管理職になったから出世したと手放しに喜べないことも少なくありません。では、システムエンジニアの管理職の給料はどうなっているのか、概要を見てみることにしましょう。

給料が少なくなることもある

管理職になれば「管理職手当」をもらうことができるので、基本給は前よりもアップします。しかし、何かと残業の多いシステムエンジニアは残業手当で稼いでいる人も多いので、管理職手当より残業手当の多かった人が出世すると給料が少なくなってしまうという現象が起こります。給料は以前より少ないのにもかかわらず責任はさらに重くなってしまうので、システムエンジニアとして働くなら管理職よりも技術者としてやっていきたいと考える人も大勢います。そのため、企業によっては管理職と専門職の2つの方向性からキャリアを選択できるようにしているところもあるようです。

給料は年齢に伴ってアップする

手当の関係で給料が減ってしまうこともある管理職ですが、30代では30万円から40万円だったのが、40代になると一気に70万円台になるなど、年齢が上がるにつれて支給額が多くなる傾向があります。一方のIT専門職は、30代前半で40万円以上あった給料が40代になると30万円台になるなど、30代後半をピークに支給額が減っていく傾向があります。30代前半ぐらいまでは同じシステムエンジニアでも管理職より専門職のほうが高給ですが、40代になると逆転することも少なくありません。管理職手当の額は企業規模によっても異なりますが、大企業の管理職のほうが手当は多い傾向です。

管理職と専門職で給料の伸びが違う理由

専門職の場合、専門性がそのまま給料に反映するので、経験年数と共にスキルアップすれば給料もアップします。ただ、IT職はトレンドの移り変わりも激しく、日ごろからスキルアップのための努力が欠かせないため、時代に合った専門性を維持していなければ、ニーズに応えることができずに評価は下がってしまいます。経験年数が評価につながる管理職に比べると、年齢に伴って給料をアップさせていくことは簡単ではないのが専門職なのです。給与形態や評価システムは企業によって異なるので、ここでご紹介したことが全てというわけではありませんが、管理職を目指すか専門職のままかで、将来の収入差が大きくなる可能性があるということを念頭に置いておくことが大切です。

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