求められるのはマネジメントスキル

求められるのはマネジメントスキル

マネジメントに必要なこととは

開発を指揮していくシステムエンジニアの仕事の概要は「マネジメント」ですが、そのために必要なスキルがいくつかあります。まず必要なのがプロジェクト全体を図に表す「WBS」の作成スキルです。WBSを作成するためには、まずタスクの洗い出しを行います。この作業をやらないことにはチームに仕事を振り分けることができないので、メンバーの意見を考慮しながら速やかに実行できるようでなければなりません。次にプロジェクトのスケジュールを作成することになりますが、工数の見積りを誤ってしまうと、進捗状況に深刻な影響が出てしまう可能性があり、場合によっては顧客側と再交渉して工数を増やすしかないこともあります。システム開発のプロセスにおいて問題が発生するのはある程度予測できても、どのような問題が発生するかはわかりません。そこで問われるのがシステムエンジニアのマネジメントスキルなのです。

若手を育成するという責任

管理職としてまず目指すべきはプロジェクトの成功ですが、それと同時に考える必要があるのが若手の育成です。何の問題もなくスケジュール通りにプロジェクトを進めたいのであれば、ベテラン技術者ばかりを集めたくなりますが、あえて若手に仕事を任せるという采配ができるのも管理職だからこそです。少々の失敗も覚悟の上で、チーム全体がフォローできる仕組み作りができると、若手を成長させることができるだけでなく、管理職としての自分自身の成長にもつながるでしょう。効率的に仕事を行うことは大事ですが、目先の効率ばかりを追い求めてしまうと人が育たないので、先のことも考えて今を考えるということを意識したいものです。

メンバーの健康状態に配慮する

プロジェクトの進捗にも波があるので、休む時間を十分に取る暇もないという状況が続く場合があります。大人なので健康管理は自分で行うというのは当然のことですが、みんなが頑張っている中で自分だけ休めないという連帯意識で無理をせざるを得ない状況になることもあるでしょう。そんな時は管理職の決断でメンバーを休ませるということも必要です。少しの休憩でも取れると作業効率が格段にアップすることがあるので、休憩や休暇をしっかり取らせるよう配慮することもマネジメントの一環です。

メンバーとのコミュニケーション

プロジェクトメンバーにとって、管理職から出される方針がはっきりしていることは、モチベーションを維持するためにも重要なことです。それぞれの役割を明確にし、メンバー全員で情報共有できるようにするなど、管理職がしっかりとリーダーシップを発揮して風通しのよいチーム作りをすれば、メンバーそれぞれが良いパフォーマンスを発揮しやすくなるでしょう。チームの規模が大きければそれだけいろいろな人がいるので、一つにまとめあげるのは簡単ではないかもしれませんが、心をオープンにしてメンバーとコミュニケーションを取るようにすれば、人数が多いチームもまとめやすくなるでしょう。

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